蒲郡周年記念 初日を終えて

G1オールジャパン竹島特別開設63周年記念競走の初日を終えたエンジン系統雑感を残したい。

初日12レースを全てチェックした上で、目を引いたモーターと操者を記載する。

順不同

 

53号機 佐藤翼

65号機 岡村慶太

29号機 杉山裕也

72号機 椎名豊

51号機 山田康二

54号機 磯辺誠

33号機 今垣光太郎

73号機 上野真之介

61号機 山崎智也

20号機 近江翔吾

70号機 荒川健太

14号機 松崎祐太郎

19号機 金子拓矢

46号機 重成一人

16号機 上条暢嵩

17号機 桐生順平

 

以下注目モーター短評

 

前節優勝モーターの29号機(杉山裕):さすがと言ったところ。2Rでは、少し凹んだ2コースから3号艇のツケマイの波に乗ったにもかかわらず出口でグイグイっと押し出た。ターン後期のトルク感がすばらしい。

 

72号機(椎名):スリット付近の伸び足は十分。1マークも前述の杉山裕に食らいつくターンを披露。ただ乗り心地の部分で不安あるか。

 

54号機(磯部):スリット付近は他艇を置き去るような伸びを披露。ただし、スロー起こしだったのもあるのか、最高速の部分ではまだ十分に引き出せていない。出足とマイ足に偏重型のように見える。

 

73号機(上野):伸びの面では少々不安があるものの、艇の向きやハンドルを入れた際の初動のスムーズさなど、乗り心地は上位級。乗り心地を殺さずに伸びをつけられれば優出も視野に入るのでは。

 

19号機(金子):磯部には伸び負けしたものの、このモーターはターン後期から直線へのスピードの繋がりがピカイチ。シームレスな加速は、差し展開のコースなら必ず押さえておきたい。

 

17号機(桐生):波のないところを走った松井を2本波を越えたにもかかわらず届いた1マークのターンはパワーを感じる。乗り心地や舟の返りも問題なさそうなので、握りマイでの逆転劇を今節も披露できそう。

 

こっそり注目モーター20号機(近江)

出足偏重型に見えるが、調整次第では伸びもついてきそう。だが、ターン後期の出口でのバタツキが目立つ。明日以降周回展示でスムーズさが見えればねらい目か。